マーフィーの法則

マーフィーの法則という言葉がある
おそらくほとんどの人が知っていると思うが、乱暴にまとめると

「何かの要素に失敗する可能性があるならばそれは失敗する」

と言う事である

「なんでよりによって…」と、裏目ばかり出るという経験則を
面白おかしく揶揄した法則であるが、多分これを読んだ多くの人は
「ああ、あるあるｗｗｗ」と思うだろう

これは
「不利益は頭に残るが不利益でない結果はそれが当然。だから頭に残らない」
であるからに他ならない


それが本来はどんなに分が悪いことであっても、一度成功してしまえば
それ以降はずっと「成功して当然」という考えが付きまとう

他者から見て明らかに失敗する要素が多分に含まれていても
過去に成功例があればそれに執着し、自らの成功を信じて疑わない
そして自らの成功を信じて疑わないからこそ
それが裏切られた時に顔真っ赤にして不満を撒き散らす

「失敗して当たり前」と思えとは言わないが「成功して当然」と思うのは傲慢である
ましてやそれで他人にわかるように大声で文句を言うのなんてもうね

「なんで、できないんだ」
「上手くいってれば問題なかったのに」
「これおかしいだろ」

どれも自分の成功を信じて疑わないからこそ出てくる言葉だ

うるさい、黙れ、知ったことか

そもそもその手の愚痴を他人が聞いても何も面白くないわけで
ただただ雰囲気が悪くなるのみである
喋るな、我慢しろ

言いたければ他人のいる前で言うな
誰もいないところで「王様の耳はロバの耳」とでも叫んでろ

そういう人間が一人いることで、みんなの雰囲気が悪くなるんだ
それをいつまでも理解できないのなら


ただそいつは捨てられるだけなんだ




って隣に住んでる猫が言ってたよ